北海道ってどれだけ広いの?

北海道(ほっかいどう、英: Hokkaido)は、日本の北海道地方に位置する道。日本列島を構成する主要4島のひとつで、日本の北部に位置する島。道庁所在地は札幌市。

47都道府県中唯一の「道」である。ブランド総合研究所による 都道府県の魅力度ランキング で2019年現在、 11年連続で1位 に選ばれ、観光意欲度、産品購入意欲度でも1位、居住意欲度でも3位 となっており、各意欲の面で高い評価 を得ている。

「北海道」ウィキペディアから引用


住んでる人間には、ここまでの実感がありませんが、べた褒めです。
食べ物の美味しさ、空気の澄み具合などは、自慢できるでしょうか。

加えるとすれば、市町村同士の距離がハンパないです。渡された地図じゃ近所なのに、なかなか現場に到着できない。うんざり距離ランキングがあるなら、国内上位だと断言できます。

人の住んでいない田舎が多くて、町、村同士が離れてます。
風景を満喫できる果てしない距離と到達時間が、北海道にはたしかにあります。

ボーリングのお仕事とは?

ボーリングというと、井戸や温泉が思いつくのではないでしょうか。 石油発掘というのもあります。映画アルマゲドンでは、主人公(ブルース・ウィルス)は石油発掘のリーダーで。世界最高の腕を買われ、地球に衝突する隕石爆薬を仕掛ける、孔を掘削する仕事を依頼されます。


本田地質技建は、地質調査の会社です。主に、建築物の基礎となる地盤調査を依頼されます。地面を掘り進んでいき、構造物の強度設計に合致した地盤があれば完了。 軟弱地盤だと、10から30mくらいの仕事が多いデスネ。深度が50mを越える仕事は、そんなにありません。


それと、宇宙に飛ぶ予定もありません。

地球の厚さ

地面の話をしましょう。地球がどれだけデカいかという話です。


長さのを表す基準のひとつに、メートル法があります。1キロメートルは赤道から北極までの長さの1万分の1と定めた長さで、世界基準です。日本人にはなじみがありますが、アメリカあたりではインチやフィートの幅を利かせたりして、意外と浸透してないようです


地球一周は4倍の約40,000km。地球は楕円形をしてるので、極と赤道では長さが異なりますが、赤道付近の直径は12,756km(国土地理院)です。 とてつもない厚さです。


私たちが暮らしている地殻は、まさに地球の外殻です。 厚さはおよそ30〜40キロです。


地表から30m付近まで調べるのが、当社の地質調査といいました。 大変労力のかかる深さですが、30キロ(30000m)に対する30mは、それでもほんの表面です。


地殻の平均35キロとして、地球断面の割合に換算すれば、0.0027%。 Lサイズのタマゴですら、殻の厚さの割合は0.005%もあります。 タマゴの半分しかない地殻の上で、私たちは生きているのです。


軟弱ボーリング

この薄っぺらな地表を占めてる地盤を”軟弱地盤”と言います。それを掘削するボーリングは軟弱ボーリングです。岩盤に比べると、年代が若く強度が弱から”軟弱”です。けっして人間性のことではありません(!) 軟弱地盤は一般に土砂と言い換えられます。私たちのメイン地盤です。


軟弱というだけあって、”軟弱地盤”は弱い地層です。比較的若い時代に堆積され、いまも積もってる進行形の地層。液状化地盤沈下の問題はたいてい軟弱地盤におこります。どれだけ若いかといえば、258万8千年前です。


人の寿命と比べて気が遠くなる時間の積上げですが、想像してみてください。


地球が誕生したのが46億年前で、恐竜が繁栄した白亜紀の終わりが6500万年前のこと。258万8千年前は、地質的にはあっという間なのです。そうして現代の私たちが生きて踏んでいる地面が、第四紀という軟弱地盤なのです。


地質時代は、通常、生物相の大幅な変化(特に大量絶滅)を境界として定められてます。第四紀は、人類の時代という決め方がされてます。大地に築かれた無視できないほどの足跡。人のエゴといえばエゴ。いつか次に繁栄する生命に覆されるかもしれません。

仕事の内容

会社の話に戻りましょう。


会社(新築)所在地は札幌ですが、実際に仕事をする場所は札幌圏を中心とした北海道全域です。 倉庫(古い)を拠点に、ボーリングマシンと資材を積んだトラックで依頼の土地へと爽快に赴いて、えっちらと地面を調べるわけです。


風の通る川辺や海辺、木々の唸る森林、渋滞の都市部。などなど、あらゆる場所が私たちの職場です。遠くへ行くことが多いから、出張は少なくありません。自分たち以外の人間と出会わないことも珍しくなく、コロナの心配などほとんどありません。


100万年の間に積もった地面を掘り返すのが仕事なので、土汚れは覚悟してください。 マシンを駆使するオペレーターとなるには、何年間か助手として仕事を覚え、経験を積みます。


仕事をするにあたって特別な免許はいりません(地質調査技士は技術者を認定するもの)が、覚えることは多岐に渡ります。体力もいります。キツイ、汚れる、出張多い。
そういう仕事です。 (かなりオブラートに包んでます ^^;)


当社への入社を希望し、面接にこられる方は多いのですが、話を聞いた100人中90人は、尻込みして帰っていきます。 残った10人のうち9人は、年齢や気質的に向かないと判断しご辞退いただいてます。 そうしてようやく一人が採用となります。


そんな感じなので高齢化街道をまっしぐらに突き進んでます。
いまならオペレーターに昇格する年数が早まるかも知れません。

北海道でボーリングの仕事に就いてみませんか

給与、ボーナス、休日、福利厚生などは、ハローワーク・就職情報誌に掲載してあるとおりなのでそちらでご確認を。


また例年、春と秋の2回、仕事着代として、上限1万円で現物支給(契約店で選ぶ方式)してます。通勤着とゴム手は別途支給。個人の購入代が大幅に節約できます ♪


まずはご連絡を!


電話番号 011-862-0885
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